「独りが好き」 球界のモテ男・片岡が語る巨人の重圧と結婚観

公開日: 更新日:

――楽天オリックスからも声が掛かった。条件も良かったようですが、なぜ巨人を選んだのですか? ファンだったから?

「巨人は子供の頃からよく見ていましたが、ファンとは違う。他のチームより知っている選手がいただけで。いろんな方に相談して迷いました。じゃあ、何をしにいくかと考えた時、西武でずっとレギュラーで使ってもらって、渡辺(前)監督が来た時に『寛容力』って本を出されたくらいですから、結構ノビノビさせてもらって、楽しく、怒られることもなく、そういう野球が続いていた。その中で自分が甘えていると、ここ何年か感じていた。このままじゃいかんなという思いでいたんです。自分が悪いんですけど、このままでいいのかなあと。厳しい環境に身を置いた方が自分にとってプラスになると思ったのがひとつです」

■「プレッシャーを感じて寝られない」

――甘えていたとは?ここ2、3年は故障が多く、成績も良くなかった。

「毎年必死にやっていたんで、数字的な部分ではなくて、ちょっとどこか痛いとか、この練習やりませんとか、ムリすんなよとか言われる環境ですかね。ムリしないのも大事なことかもしれませんけど、ちょっと言えば何とかなるじゃないですけど、自分の驕(おご)りですよね。そういうのが良くないなと思っていたんで」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…