中日・小笠原道大が振り返る「天国と地獄」の巨人時代

公開日: 更新日:

――常に前を向いていたと。

「平常というか、普通でした。みんなが思っているほどはね。一日一日が充実しているというか、目的意識を持ってやっているので。一進一退もあるけれど、繰り返す中で少しずつ進んでいけたらと。まあ、試合ができたらよかったんだけど、なかなかうまくいかない部分があるので。そこは仕方ないと、割り切ってやっていましたから」

■「もうダメなんじゃないか」という声には…

――最後の3年間はチャンスが少なかった。「何で小笠原を使わないの?」という声もあった。

「それはね、打てないから仕方がない(笑い)。周りがいろいろと言うことがあっても、自分の責任として、しっかり受け止めていました。自分の中で違った形の感情が出てくるんであれば、違った方向に行ってしまうかもしれない。でも、そういうことはまず、なかった。だから平常という。まあ、いろんなことを考える3年間だった。財産ですね。みんながわかんないことを経験できたわけですから」

――正直、何でここまで成績が変わるのかと、不思議でした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭