日ハム大谷激白「難しいからこそ、二刀流はもっとやりたい」
「うーん……。もともと、僕は米国(メジャー)に行きたかった。米国の方々は僕を投手としか考えてなかったですし、打者という選択肢は僕にもなかった。そこで(両方とも)やらせてもらえるというのは、僕にとっては凄い新鮮だったんです」
――メジャーへの憧れは変わっていない?
「はい。将来的には? そうですね」
■「僅差で抑えて勝つ」が今季の目標
――田中がヤンキース入りしたことで、憧れはさらに強くなった?
「そうですね。日本人メジャーリーガーが活躍するのも見てみたいし、自分も彼らのようになりたいという気持ちはあります。でも、まだ技術の基準が違うな、と。田中さんみたいな技術というか、そういうものを身に付けたいですね」
――投手としての課題は?
「総合的に上げていかないとダメですね。高校時代は単に、いいボールを投げたいとか、もっと速い球を投げたいという気持ちが強かった。でも、プロではピッチングという意味で配球やコントロールも重要になってくる。細かい牽制やクイックも磨かなければいけませんから」