先発ローテ入り濃厚 松坂を変えた「肉体・フォーム」徹底改造
■「やることはやった」
さらに今季から新たに投球テンポの向上に励んでいる。松坂は一時期、投球間のインターバルがメジャーの投手で最も長く、「リズムが悪い投手」とレッテルを貼られたこともあった。コリンズ監督、ワーセン投手コーチから指摘されたこともあり、オープン戦では間の縮小に努めている。
オフの調整が久々に順調にこなせたことで、手応えを掴んでいるのだろう。親しい関係者に「やるべきことはやってきた。メジャーに残るかどうかは首脳陣が判断すること」と話している。
メッツの公式ホームページが11日に伝えたところによれば、コリンズ監督は松坂とともに先発5番手候補だった左腕ラナンの中継ぎでの起用を検討しているという。今後の結果次第とはいえ、松坂が先発ローテーションに食い込むことが濃厚だ。