出番なし、西岡も離脱…阪神守護神・呉昇桓は悶々の日々
そこへ輪をかけそうなのが西岡剛(29)の離脱だ。マスコミ関係者がこう語る。
「呉は阪神に来てから、西岡となぜか意気投合した。お互い独身ということもあり、一緒に食事をしたり酒を飲んだり、合コンもしているようです。不自由が多い異国の地でストレスなくプライベートの時間を過ごせているのは、西岡の存在が大きいようです」
その西岡は3月30日の巨人戦で守備の際、ボールを追って右翼の福留と交錯。鼻骨、肋骨の骨折、左鎖骨脱臼の大ケガをし、現在は自宅で療養中。戦列復帰は数カ月先とみられている。
呉は3日の中日戦で登板した際、自分の帽子のマークの横に西岡の背番号「7」を書き込んで審判に注意されたが、「西岡は大丈夫なのか?」と周囲に漏らすなど容体をかなり心配している。
「登板が少なく、グラウンド外でも仲の良かった西岡がいなくなり、自宅や遠征先のホテルでは悶々としているみたいです。西岡の長期離脱は仕方がないにしても、阪神は投壊状態を早急に立て直し、呉が気持ち良く仕事ができる環境をつくるべきです」(前出・マスコミ関係者)
守護神まで崩れたら、今季の阪神は早々に終幕だ。