巨人“強力打線”沈黙の一因に「長身外国人投手アレルギー」

公開日: 更新日:

 巨人の超強力打線が突然、打てなくなった。

 統一球が「飛び過ぎる違反球」と発覚した後の甲子園での阪神3連戦でわずか2得点と打線が沈黙。チーム打率こそ、.309とリーグトップをキープしているものの、ライバル球団のスコアラーが急降下した一因に挙げるのが「外国人投手アレルギー」だ。

 実際、甲子園の初戦で阪神メッセンジャーに8回1得点と牛耳られてから巨人打線がおかしくなった。巨人は阪神との開幕カードの1戦目と3戦目にそれぞれ12得点と打線が爆発したが、メッセンジャーが先発した2戦目だけは敗れた。中日のカブレラにも1敗。今季、相手の先発が外国人投手だった3試合で全敗中なのだ。

 リリーフ投手を加えると、さらに苦手っぷりが顕著に表れる。阪神の新守護神・呉には3イニング、DeNAのソーサと広島のミコライオと合わせると計5回を無得点、1点も奪えていない。

 巨人はもともと、長身のパワー系外国人投手を苦手にする傾向がある。例えば、昨季まで阪神に在籍していたスタンリッジ(ソフトバンク)には昨季7試合で3勝2敗も打率は.233。ボールが飛ぶとされる東京ドームで2度の完封勝利を献上した「天敵」だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も