ひさびさ日本人大関・豪栄道は最低週4回の「焼き肉好き」
「いわゆる焼き肉奉行で、人の肉も管理しなければ気が済まないほど。自らトングを持ち、『おい、これ焼きすぎだ』と、どんどん肉をひっくり返していく。一緒に行った人は『自分のペースで食べられない』と嘆いていた」
半面、生ものは大の苦手。寿司屋に行っても、魚の煮付けなどきちんと火を通したものしか注文しない。生ものを避けるのは体調管理も兼ねているそうで、本人いわく「内臓を痛めないため」という。真夏でも毎日熱い鍋をつつき、冷たいものは決して取らない。それだけに、周囲からは「じゃあ、焼き肉も減らした方がいいんじゃないか」と苦笑いされている。
頻繁すぎる焼き肉外出で「被害」を受けたこともある。昨年、同じ境川部屋の力士数人とシェアしていた個人運転手が、稽古中の豪栄道の自宅に侵入し、300万円の高級時計を窃盗。2日後に郵便ポストに入れて返却したが、防犯カメラにバッチリ写っており、「夜中でも『車を出せ』とこき使われすぎて不満だった。困らせてやろうと思った」とは、逮捕された運転手の弁だ。