単独来日ネイマール CM契約とTV出演で臨時収入5億円
ブラジル代表のエースFWネイマール(22)が、あっという間に日本を過ぎ去っていった。
母国開催W杯の準々決勝コロンビア戦で脊椎を骨折。エース抜きのブラジルは準決勝ドイツ戦で大惨敗を喫し、オランダとの3位決定戦も敗退した。ブラジルサッカー界は意気消沈。「王国」の称号も一気に色あせたものの、依然としてネイマール人気は健在。7月31日に「東京西川」とのスポンサー契約発表記者会見などのために来日すると、羽田空港は、700人のサポーターに300人の利用客も加わって大賑わいだった。
今回の来日はベッカムと日本企業とのCM契約やレアル・マドリードの日本ツアーなどに関わった代理店が取り仕切ったが、いきなり羽田空港でドタバタ劇が勃発。ファンの最前列に小学生たちを並べ、ネイマールがサインをしながら通り過ぎることになっていたが、ガードマンの人数不足もあって成人ファンが小学生を押しのけて殺到。押し合いへし合いの中でネイマールは仏頂面を浮かべ、不機嫌そのものだった。
フジテレビに移動して昼のバラエティー番組に生出演。それから午後2時半開始の会見に出席するという段取りだった。疲労困憊のネイマールが駄々をこねたのか、始まったのは3時20分。面倒くさそうにスケジュールをこなし、最後のフォトセッションでは、司会者が「そろそろ終わりに……」と言う前にステージから下りてしまった。