145キロでも打者詰まる カブス和田の「スモーキー投法」
「昇格してからの和田の投球を見ましたが、直球が甘く入っても打球が詰まるのはボールが打者の手元で伸びている証拠でしょう。すでに7回、100球を投げるスタミナは回復しているので、あとは持ち球であるカーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットの精度を上げれば、勝ち星を積み重ねると思う」(JスポーツMLB中継で解説を務める評論家の三井浩二氏)
その和田は8日(日本時間9日)のレイズ戦に登板し、6回3分の0を4安打2失点、6三振と好投しながら勝敗はつかなかった。
七回、先頭のロドリゲスに右翼線への三塁打を許したところで降板。二番手シリッターが三塁走者の生還を許して同点に追いつかれ、和田の2勝目(1敗)はならなかった。