長野離脱危機で拍車…データが語る巨人の後半戦“大沈滞”

公開日: 更新日:

 これは巨人ナインの本音でもある。OBや関係者に、「なんとかしてくださいよ。たまりません」と泣きつく選手は一人や二人じゃなく、首脳陣とナインの溝は大きく深くなりつつあるのだ。

■巨人に勝ち越す他球団は阪神に貯金献上

 この日は、ここ5試合で打率.455、2本塁打とようやく復活の兆しを見せていた1番の長野が、九回の守備で右ヒザを痛め、足を引きずりながらそのまま交代。原監督は「明日になってみないと分からない」と声を落とした。菅野、亀井、松本と相次ぐ故障者に長野まで加わることになれば、チームの沈滞ムードに拍車がかかる。4連勝で波に乗る阪神とは、対照的な雰囲気だ。

 それに巨人相手に7勝6敗と勝ち越すDeNA、7勝9敗と健闘するヤクルトは、阪神にはそれぞれ4勝12敗、8勝9敗と合わせて9もの貯金を献上。「今年は阪神さんが勝ってください」とでもいうべき状況といっていい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も