代表初選出 DF坂井が語るアギーレ・ジャパンの舞台裏
アギーレ新監督が選んだ代表新顔は5人。その中で22歳のMF武藤嘉紀(FC東京)は、初戦ウルグアイ戦に続いて2戦目ベネズエラ戦にも途中出場。後半6分にドリブル突破から左足を振り抜き、アギーレ・ジャパンとしての記念すべき初ゴールを決めた。対照的なのが、ウルグアイ戦でプロらしからぬトラップミスからアギーレ初失点を献上し、大きなマイナスイメージを残した鳥栖のDF坂井達弥(23)である。今季J1出場5試合でサプライズ選出。ほろ苦い代表デビューとなった酒井に聞いた。
――代表に選ばれてビビりませんでしたか?
「合宿の前はビビると思いましたが、それよりも有名な選手が多いので刺激になりましたし、楽しくプレーできました」
――プレッシャーは?
「ボクはあまりプレッシャーを感じるタイプじゃないので(笑い)」
――ボケキャラの坂井選手が、日本代表でやっていけるのだろうか? と心配してしまいました。
「フワッとしているところが、逆に大丈夫じゃないかと(笑い)。鳥栖での試合の時も(代表入りした鳥栖GK林)アキ君から『集中しろ』とよく言われます。まぁ、いつも通りのマイペースで」