中継は日本人選手ばかり…NHKは大リーグの醍醐味伝えない
「例えば去年なら20年連続負け越しからプレーオフに進出したパイレーツとか、その年の注目チームの試合くらいは中継していいと思いますね。今年なら前半戦好調だったブルワーズやナ・リーグ東地区を制したナショナルズには良い選手も多く見応えのある試合をします。それに今季のサイ・ヤング賞候補のカーショー(26=ドジャース)やクエト(28=レッズ)が投げる試合も中継する価値はあると思いますよ。メジャーの頂点に立つ投手がどんなピッチングをするのか、強いチームがどんな試合をするのか、ぜひとも見てもらいたいですね」(前出の友成氏)
ポストシーズンに進んだ日本人選手は、ロイヤルズの青木宣親外野手(32)のみ。30日(日本時間1日)、地区シリーズ進出を懸けて、アスレチックスと一発勝負のワイルドカードゲームに臨むが、それに敗れれば、以降は日本人不在のポストシーズンとなる。
青木のロイヤルズが敗れた場合、NHKの大リーグ中継がどう変わるのか注目だ。