5年で3度世界一のジャイアンツ 「黄金時代」支える投手補強

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 ロイヤルズを4勝3敗で破り、球団史上8度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げたサンフランシスコ・ジャイアンツ。

 2010年に56年ぶりにワールドシリーズを制覇すると、12年にも世界一。今回も含め、この5年間で3度、ワールドシリーズに勝利している。

 ブライアン・セイビアンGM、ブルース・ボウチー監督の体制は今年で8年目。ジャイアンツの年俸総額は1億4823万ドル(約160億2375万円)でメジャー6位と高給取りが少なくないとはいえ、これだけコンスタントに結果を出し続けているのは何か秘密があるのか。

「投手力が整備されているからでしょう。12年に世界一になった時はリンスカム、ケインらローテーション投手5人が2ケタ勝利を挙げた。今年はエース左腕バムガーナー(25=18勝10敗)と、シーズン中、不調に陥りながらもリンスカム(30=12勝9敗)が大台に乗った。確実に勝ち星が計算できる投手が少なくとも2人いるのは強みです。好不調の見極めにたけたリゲッティ投手コーチの手腕も見逃せません」(スポーツライター・友成那智氏)

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