「朝青龍よりタチが悪い」 横綱白鵬に協会内からブーイング
■親方は白鵬と口も利かず
近年は懸賞金を引っさらうように受け取るしぐさや、取組後に相手を睨み付ける挙動も問題視されている。そんな弟子を注意するべき立場の宮城野親方(元幕内竹葉山)も、白鵬とは口を利いていないという。
発端は12年の大島部屋との合併問題。大島部屋は師匠の旭國(元大関)の定年もあって、他の部屋と合併することになった(現友綱部屋)。白鵬は同郷のモンゴル人力士2人を抱える大島部屋を宮城野部屋と合併させようとしたが、宮城野親方が拒否。以前から平幕止まりの師匠を見下していたこともあり、決裂は決定的になった。
「痛いのは嫌、楽して勝ちたい、オレの言うことを聞かないヤツは許さない」ではまるで子供。それなら、さっさとモンゴルに帰ればいい。祖国に帰れば英雄扱い。白鵬が望むがままにチヤホヤしてくれる。
最近では相撲協会内でも「問題児だけど、裏表のない朝青龍の方が可愛げがあった。外面がいい分、白鵬はタチが悪い」なんて言われる始末。横綱を廃業しても誰も困らない。