JGTOの“お粗末”規定変更で松山英樹が来季見られない?

公開日: 更新日:

■その場しのぎのルール作りがアダ

 もっとも、出場資格を停止したところで、米ツアーで戦う松山にとっては痛くもかゆくもない。それどころか松山が日本ツアーに愛想を尽かして、長期シードを返上、もう二度と日本ツアーには出ないと駄々をこねる可能性もあり得る。ゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏がこう言う。

「ヘタな小細工をしたばかりに、JGTOは自分で自分の首を絞めたも同然。バカなことを考えたものです。国内ツアーに出てもらいたかったら、義務試合数など設けなければよかった。縛りをきつくする以上、松山が国内ツアーに出場しないことも想定、覚悟してルールづくりをする必要があったのに、その場しのぎ、行き当たりばったりでコロコロと規定を変えるからこういうことになる。お粗末というか、組織としての体をなしていません」

 JGTOが下手を打って、力のある若手も呆れている。国内ツアーからプロ流出が止まらなくなる日が近い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…