青木がジャイアンツ入団会見 左翼起用にも「不安は一切ない」
「自己ベストの成績を残して、もう一度ワールドシリーズに出てチャンピオンになりたい」――。
ジャイアンツと正式契約した青木宣親外野手(33=前ロイヤルズ)がこう話した。
20日(日本時間21日)、本拠地AT&Tパークで入団会見。会見にはラリー・ベアー球団社長、ボビー・エバンス副GMが同席し、50人を超える報道陣が集まるなど、期待と注目度の高さをうかがわせた。
背番号はヤクルトとロイヤルズでつけていた「23」。かねて「優勝を狙えるチームでやりたい」と話していた青木は「強いところがこの球団に来た決め手。世界一が目標なので、達成するために来た」と意気込みを口にした。
ジャイアンツでは本職の右翼ではなく左翼で起用されるが「不安は一切ない。どこでも守れるように準備してきた」と自信たっぷりだった。
昨季所属したロイヤルズでは主に2番を打った。地元メディアの報道によれば、ブルース・ボウチー監督は1番での起用を検討しているという。
契約は1年で年俸は470万ドル(約5億6000万円)。2年目は球団に選択権のあるオプションで、出場試合数、打席数などに応じた出来高を満たせば2年総額1250万ドル(約14億9000万円)を手にする。
ジャイアンツの連覇は青木のデキにもかかっている。