著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

「日本人トップ」というただし書きでスポーツを眺めてみた

公開日: 更新日:

「まだ上がいますので」

「でも日本人トップですよ?」

「だからどうしたアナウンサー!」

 やけくそなヤジが飛ぶのがせいぜいだろう。

 いざ大相撲。日本人優勝といえば06年の栃東が最後とみんな思っていたが事実誤認だった。12年、日本人が優勝していた。気づかなかったぜ日本国籍旭天鵬!

「日本生まれの日本人が優勝すれば栃東以来」

 そんなただし書きに何の意味があるのか? 先場所だとどうなるか?

「日本人トップ11勝4敗の稀勢の里関です! 大きな拍手を!」

 拍手湧かず、

「いやあ今のお気持ちは?」

「まだ上がいますので」

「ず~っと上がいるよな~~!」のヤジが飛ぶ中、座布団も飛ぶ。

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