パット改善せず…それでも宮里藍が米ツアーにこだわる理由
小学生の頃から藍を見てきたゴルフジャーナリストの早瀬利之氏が言う。
「契約スポンサーによると、契約打ち切りの話が持ち上がっているそうです。成績が上がらないことにはどうしようもありません。すでに本人の耳にも入っているようで、かなり焦っているのでしょう。昔から意地とプライドの高さは相当なもので、何とか大台の米ツアー10勝(現在9勝)を達成して、スポンサー離れを食い止めたいのでしょう」
宮里はブリヂストンスポーツ、サントリー、JALなど7社とスポンサー契約を結ぶ。それだけで年間3億円ものカネが手に入る。昨季は11万9825ドル(日本円にして約1426万円)しか稼いでおらず、これでスポンサーまで失ったら収入ガタ減りで痛い。もちろん日本ツアーでなく米ツアーで活躍しなければ評価されない。だから“夢よもう一度”としがみつくしかないのだ。