昼は丸、夜は菊池 広島・鈴木誠也が“師匠”を使い分ける理由

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「去年、ある程度結果が出たのは、フルスイングができたからなんです。二軍時代からずっとそうやってきました。でも、CSの満塁の時もそうでしたけど、内(インコース)でカウントを稼がれて低めのボール球の変化球でやられる。凡打の時はこればっかりだった。一軍の投手の変化球はキレがいい。ボール球をいくら振ってもヒットにならない。課題は選球眼。いかにストライクだけをフルスイングできるか。オフはこれだけに集中しました」

■菊池も誠也の成長に目を細め

 チームの人気者。寮生活を共にする菊池涼介(24)とは特に仲がいい。昨季、打率と安打数2位の先輩とは、試合後によく食事に出掛け、野球談議をする。公私共に面倒を見てもらう兄貴分に昨オフ、声を掛けられた。

「誠也、自主トレ一緒にやるか?」

 しかし、「丸さんと広島でやります」と断った。鈴木自身が語る、丸佳浩(25)を選んだ理由はこうだ。

「丸さんは四球がやたらと多い(昨季100個でリーグトップ)。低めの変化球にもバットが止まる。絶対にボール球を振らない。すげーなと思って見ていたんです。だから、弟子入りさせてもらえるように頼みました」

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