著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

14日目に白鵬の変化でコロリ ダメ大関・稀勢の里にも言い分があろう

公開日: 更新日:

 稀勢の里。いくら白鵬を追いかける日本勢トップとはいえ、14日目に白鵬にちょいと変化されてドテンとコケた。あれはどういうことだったのだろう?

 白鵬が先場所後、「子どもでも分かる」といちゃもんをつけたのは審判部に対してであって、稀勢の里にではない。本番でちょいといなされて簡単にコケるあのモロさは何だ。因縁を気にしすぎて、ガチガチに体が固まっているのが、それこそ「子どもでも」分かったぞ。稀勢の里はいわば「子ども扱い」されたのだ。

 白鵬も白鵬だ。やっと勝ち越した大関に対して、33回も優勝している横綱が変化するとはね? 何やっても勝ちゃいいのかい。まあ、それだけ相撲勘が良く、抜け目がないからたくさん優勝もできるのだろうが。

 そうすると、いよいよ稀勢の里だ。こいつ、もしかして脳みそが子ども以下なのか? そうではなくて、ただ単に駆け引きが苦手で表情が乏しいというだけなのか?

 本人の言い分を想像したい。

「もう、あまりしゃべりたくないっす」

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