「みんな憧れ持ってる」 デスパイネがメジャーへの興味明かす
「メジャーリーグは世界最高峰のリーグといわれている。その舞台でプレーできれば、という憧れはみんな持っているはずだ。でも、これはキューバ人だけじゃない。日本人だって同じだろ? これだけ高いレベルのリーグで野球をしているのに、(ダルビッシュや田中将大など多くの)日本人の有能な選手がメジャーへ移籍している。世界最高レベルでプレーしたいという気持ちは野球をやっている以上、みんな同じだということだ」
――キューバ選手の日本への関心はどうでしょうか? キューバ選手が自由に米国へ移籍できるようになると、日本に来る選手がいなくなるという声もあります。
「そんなことはないと思う。すべての選手がメジャーに行けるとは限らないし、日本の野球レベルも高い。今でも日本でプレーしたいというキューバの選手は自分の周辺にもたくさんいる。キューバの選手たちは、今回の件(アメリカとの国交正常化交渉)で、野球ができる国の選択肢が広がることをとても喜んでいる。キューバの選手は、世界中に自分たちの野球を広めたいという気持ちも強い。自分を含め、キューバ野球のレベルを証明したいんだ。だから、今後も日本に来る選手は増えると思う」