井川の比じゃない マー君再離脱でメディアのバッシング過熱
ヤンキースは日本時間5月2日からの17連戦に備えて、4月28日から先発を6人で回すことになった。
しかし、田中が離脱したあおりで、29日のレイズ戦には右腕ピネダが当初の予定から2日前倒しで先発した。田中は結果として投手陣の台所をひっかき回したことになる。
ヤンキースと「7年総額約186億円」の大型契約を結んだエースクラスが2年続けて戦列を離れて、周囲にマイナスの影響を与えている。波紋の大きさは総額50億円超でヤンキース入りしながら2勝(4敗)に終わって粗大ごみ扱いされた井川慶(現オリックス)の比じゃない。
ナインは面白くないだろうし、火の粉は田中に大金を積んだフロントにも降りかかる。そして評価したのはヤンキースでも、その評価で契約した田中にも大金を稼ぐ選手なりの責任や義務は生じるのだ。