元ロッテ台湾人助っ人荘勝雄さん 今はBCリーグで若手を育成

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■プロ野球選手を輩出することが目標

 8チームが所属するBCリーグの石川ミリオンスターズは元メジャーリーガーでロッテでも強打者として鳴らしたフリオ・フランコが今季から監督に就任。荘さんと同世代ながら自ら打席に立ち、8月23日時点で打率3割1分2厘と驚異の成績を残している。荘さんだってまだやれるんじゃないか?

「ハハハ、選手と一緒にランニングして、手本を見せるために投げたり打ったりしてるから、筋力はそれほど落ちてるとは思いません。現役時代は76キロ前後だった体重も今は73キロと絞れましたし。遠投も70メートルぐらいならオーケーですよ。ただ、ボクの役割は選手をきちんと育成すること。チームがBCリーグでチャンピオンになり、選手がプロ野球からスカウトされる。それが目標であって、復帰はまったく考えてないですね」

 ちなみに、福井ミラクルエレファンツは今季、前期リーグで優勝。プレーオフの出場資格をすでに得ている。

 さて、郭泰源とともに台湾球界を支えた荘さんは85年からロッテのマウンドに上がり、助っ人として大車輪の活躍をした。

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