元ロッテ台湾人助っ人荘勝雄さん 今はBCリーグで若手を育成
「タフなのがボクの一番の取りえでした。台湾時代には延長に次ぐ延長で1試合21イニング、235球投げたり、1カ月間くらいで100イニング以上なんてこともあった。日本は台湾と比べ涼しく、投げててもすごく楽でしたよ、ハハハ」
95年のシーズンを最後に引退。翌季から千葉ロッテの投手コーチに就き、10年に千葉ロッテと提携する中国江蘇省「江蘇ホープスターズ」、11年に同様の台湾「Lamigoモンキーズ」に派遣された。
■家族と離れて福井で単身赴任中
「こっちでは福井市内の1DKマンションを借りてます。ホームグラウンドは福井県営野球場がメーンだけど、予算の都合上、県内7カ所の野球場で試合や練習をしてて、県外での遠征試合も多く、マンションを利用するのは月の半分くらいですか。日本、台湾、中国と自宅以外での生活はもう慣れっこ。食事もちゃっちゃと作っちゃいます」
夫人が暮らす自宅は世田谷区内の一戸建て。25歳の長女は台湾の大学院を卒業して今年から日本の企業に勤め、23歳の長男は静岡県内の企業に就職している。
「ウチの奥さんがしっかり家を守ってくれるので、ボクは仕事に専念できる。感謝してます」