劇的代打弾から一夜…巨人岡本の“スタメン漏れ”に疑問の声

公開日: 更新日:

 岡本にはまだ守備に難があるとはいえ、確かに数字を見れば、村田に固執する必要はない。村田はここ5試合で打率.313、1本塁打、4打点と調子を上げているものの、得点圏打率は.186。巨人の主力では最も低い数字である。

 前出の日本テレビの関係者は「遠慮」と言ったが、そもそも村田を軽んじてきたのは原監督だ。下位打線での起用は当たり前。好機で代打を告げたり、バントをさせたり……。阿部と一塁で併用する起用法も村田本人には寝耳に水だった。だったら、自らの希望で獲得した岡本を村田に取って代えて起爆剤にすればいいものを、スタメン起用には二の足を踏む。原監督の“采配”に首をかしげる向きは、チーム内にも少なくないのだ。

「鉄は熱いうちに打った方がいいに決まっているし、村田だって今のままでは生殺し状態。共倒れだけは避けないと」とは、冒頭の関係者。

 原監督は今季、4月に25歳の中井大介を4番に抜擢しながら、わずか2打席で交代させ、翌日からは先発出場のチャンスすら与えなかった。一貫しない起用法が、岡本の身にも及ばなければいいのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も