新生・日本代表は走力とハードワークを突き詰めて欲しい
ブラジルW杯も、ついに佳境を迎えました。
16強入りのギリシャや8強入りのコスタリカなど興味深く見ました。ギリシャは諦めない気持ちが強かった。堅く守って高身長の選手に合わせるという戦い方も明確でした。コスタリカは守備的ながら、相手のレベルに合わせて臨機応変な対応を見せました。これが快進撃を支えました。
彼らは、これまでW杯など大舞台に臨んでは何度もはね返され、そのたびに自分たちの《世界の中の立ち位置》を正確に把握しています。
なので本大会に出場しても勘違いなんかしないし、勝つために割り切った戦いが出来る。そういった姿勢は日本も見習うべきなんじゃないかな。
もっとも、4強はブラジル、ドイツ、アルゼンチン、オランダといつもの顔触れとなりました。
やはり8強から4強の壁は相当に高い! そう実感させられました。
強豪国の選手は卓越した技術、組織力、守備力などが備わり、それぞれ「個」で局面を打開する力も持っている。さらにはネイマール、ミュラー、メッシ、ロッベンといったスーパーな選手もいる。総合力が高く、飛び抜けた選手もいる。そうじゃないと4強のハードルは越えられない。改めてW杯の現実を見せつけられましたね。