仙台育英・世那は「剛速球投手」 “流しのブルペン捕手”が絶賛

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 最大4球団の1位指名が予想される高橋純平は、潜在能力と将来性が何よりの魅力だ。豪快で柔軟なフォームから、2年秋にすでに常時145キロ前後をマークしたパワー。品格すら漂わせるマウンドでのユニホーム姿にも、スター性があふれる。

 今夏の甲子園優勝投手・小笠原の、左腕特有の右打者の懐に食い込むクロスファイアーはすでに「プロのボール」。一軍の打者にも力で対抗できる球威だ。

 チェンジアップ以外の変化球を習得すれば、ローテーションの一角にのし上がる可能性も十分秘めている。

▽安倍昌彦 スポーツライター。1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。

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