「一切オファーはない」 ソフトB退団の松中信彦が胸中語る

公開日: 更新日:

――といいますと。

「ええ。野球界ではある程度、行き先を決めて……という話はよくあると、退団を決めた後に聞いたくらいです(苦笑)。それに僕自身、ホークスを逆指名して入団して19年間、まあソフトバンクになってからは11年ですけど、ホークスで野球人生を終えようと常にその気持ちではいたんですが……。ホークスではいい思い、いい経験をさせてもらったし、自分自身、成長させてもらいました。感謝の気持ちしかありません」

――王会長からは何と言われたのですか?

「『ここまできたら、自分からどんどん売り込んで、現役でやるんだという気持ちを他球団の人に伝えて説明しないといけないよ』と言っていただきました。まずは電話するとか、そういうことになると思います」

――球団から指導者としてのオファーはあったのですか?

「いや、それはありませんでした」

■「自分の中で区切りは決めている」

――今年は球界の若返りが進み、山本昌をはじめ、谷繁、小笠原ら40歳以上の大選手が次々と引退を表明しました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…