横田と植田を熱血指導 虎金本監督“大化け”育成計画の本気度
連日、秋季キャンプで選手以上に目立っている金本新監督。7日には二軍を視察するため鳴尾浜へ飛び、来季3年目を迎える高卒外野手の横田慎太郎(20)を直接指導すると、「振る力と飛距離を持っている。5、6年かけて3割40本の選手にするつもりで育てたい」と育成プランを語った。
186センチ、85キロの横田は今季、二軍で103試合に出場し、打率・213、9本塁打、36打点。当たれば外野の頭を軽々と越す。一方でボールの見極めが甘く、変化球にもろい。
ある阪神OBは、「元ロッテの外野手だった父の真之氏は、大卒(駒大)からのプロ入りとはいえ、1年目からいきなり3割を打った。息子はオヤジよりパワーはあるものの、バットコントロールは雲泥の差」と言う。
■二軍では掛布監督が長距離砲の極意伝授
毎年秋季キャンプは、話題に事欠くことから記者泣かせ。そこでサービス精神旺盛の監督は、特定の選手の名前を挙げて紙面づくりに協力する。横田もその口か。在京テレビの関係者が言う。