菅野が巨人での3年を吐露 伯父・原前監督との「本当の関係」
阪神とのCSファーストステージ2戦目。巨人がファイナルステージ進出に王手をかけていたこの試合で先発した菅野は初回にゴメス、マートンに本塁打を浴びるなど3失点。四回にも追加点を許し、4回でKOされて負け投手になった。先の米国戦とほとんど同じ内容である。試合後、ベンチ裏で菅野を呼び止めた原監督は、グイッと突き出した顔を数センチの距離まで寄せ、「情けない! 本当に情けないな!」と面と向かって激怒。菅野に言わせれば、「50回以上」も「情けない」と連呼され、目の前にある鬼の形相から「初めて、殴られる、と思った」というほどのカミナリを落とされたそうなのだ。
「菅野はヤクルトとのファイナルステージ3戦目でも負け投手になり、巨人はCSで敗退した。結果的に原監督も退任したわけですから、菅野には他の巨人ナイン以上に忸怩たる思いがあると思います。日本が19日の韓国戦に勝てば、21日の決勝の先発マウンドには菅野が立つことが決まっています。もうこれ以上、『情けない』投球はできません」(橋本氏)