リオに「仲裁裁判所」臨時出張所 ドーピング違反者続出?
禁止薬物の使用が判明すれば当然、出場資格を失い、表彰台に上がってもメダルは剥奪される。選手によってはメダルを獲得すれば、国から一生にわたって生活が保障されるケースもあり死活問題だ。違反者が続出すれば、CASに処分取り消しを求める選手が殺到するのは必至だ。
CASは提訴が増えるのを見越しているのだろう。すでに選定された12人の仲裁人は、各国・地域から集められた選りすぐりの法律の専門家たちだという。
ドーピング違反は決定的な証拠があるだけに覆すのは難しいが「クロ」から「シロ」にひっくり返す選手は出てくるだろうか。