バドでメダル期待 身長156cm奥原希望の「長身選手」対策
――156センチと小柄ですが、長身選手への対抗策はありますか?
「まずは足で勝負するしかありません。相手より手足が短い分、動いてプレッシャーをかけるしかない。拾っているだけでは今のバドミントンは勝てません。身長が低いので角度のあるスマッシュを打つのは難しいですが、小さいなりに相手よりも下に潜って打ち合ったりできる。身長の低さを逆に武器にして勝負しています」
――スーパーシリーズを制し、リオ五輪のメダル候補と期待されていますが。
「これまでも目標として公言してきましたが、今では日本のエースとしての自覚もありますし『メダルを取りたい』と自信を持って言えます。リオでは一番いい色のメダルを狙います」
▽おくはら・のぞみ 95年3月13日生まれ、長野県大町市出身。156センチ。大宮東高(埼玉)から13年に日本ユニシスに入社。11年の全日本総合選手権で最年少優勝(16歳8カ月)を果たし、世界ジュニア選手権は11年ベスト4、12年大会優勝。