ボルトはリオ後も現役続行へ 東京五輪は200mで新記録狙う
世界最速の男が20年東京五輪に出場する可能性が出てきた。
陸上男子100メートル(9秒58)、200メートル(19秒19)の世界記録保持者のウサイン・ボルト(29=ジャマイカ)が25日、ジャマイカメディアの取材に対して明らかにした。
当初はリオ五輪での引退を示唆していたボルト。ここに来て、グレン・ミルズコーチから20年までの現役続行をすすめられているそうで「30歳を過ぎると、トレーニングがきつくなるが、可能であればトライしてみたい」と話した。
仮にリオ後も現役を続ければ、東京五輪には33歳で出場することになる。4×100メートルリレーも含めて3種目にエントリーするのは厳しいだけに、東京では200メートル一本に絞るという。
「多くの人が自分の勝利と新記録達成を期待してくれている。(東京に出場するなら)200メートルでの19秒切りを目指したい」と、自身の持つ世界記録更新に意欲を見せた。
東京五輪では日本のサニブラウン(16)の上位進出が早くも期待されているが、ボルトとの一騎打ちは実現するか。