SRに挑戦の五郎丸を待つ“血で血を洗う”レギュラー争い

公開日: 更新日:

 問題はそこだ。

 格闘技さながらのコンタクトプレーが前提のラグビーは、チーム内のレギュラー争いも苛烈を極める。レギュラーを取るために、紅白戦などでも反則スレスレの激しいタックルで相手を負傷させることも珍しくない。

 レッズには3人のFBが所属し、中でも五郎丸のライバルとなるNZ出身のカーマイケル・ハント(29)は危険人物である。14年8月に3年総額70万ドル(約8500万円)で契約しながら、昨年2月にコカインの不法所持で逮捕され、リーグから6週間の出場停止処分を科された。故障もあって9試合の出場に終わり、期待を大きく裏切っただけに、今季の復活にかける思いは強い。

 汚名を返上すべく、死に物狂いでレギュラーを狙い、五郎丸の武器である右足を強烈なタックルで潰しにきても不思議はない。

 五郎丸は8日にもチームに合流して調整を続け、27日の開幕戦(ワラタス戦)出場を目指す。豪州で「五郎丸ポーズ」を披露するには、「やるかやられるか」のレギュラー争いを勝ち抜かなければならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出