仏名門と来季契約報道 五郎丸いきなり“金満ラガー”に現実味
昨年のW杯で一世を風靡したラグビー日本代表FBが、フランスの強豪チームと来季の契約を結んだという。
今季はスーパーラグビー(SR)のクイーンズランド・レッズでプレーする五郎丸歩(29)。フランスのテレビ局「カナル・プラス」が14日(日本時間15日)に報じたところによれば、フランスリーグ「トップ14」のトゥーロンと来季(16-17シーズン)から2年契約で合意。SRのシーズン終了後(8月下旬)に渡仏してチームに合流するという。
「トップ14」は欧州や南半球のトップ選手がプレーし、SRと並ぶ世界最高峰のリーグの一つ。中でもトゥーロンはリーグ優勝4回を誇る名門だ。来季の五郎丸は各国の代表選手が揃うスター軍団に名を連ねるばかりか、いきなりチームトップの高給取りになる可能性もある。
同日、フランスの複数メディアが伝えたところによれば、五郎丸の今季の月収はスポンサーとの契約料も含めて20万ユーロ(約2500万円)にのぼるとか。レッズでの年俸は約1000万円と決して高額ではないが、グラウンド以外での収入はラグビー選手では世界一だという。