“青木2世”ヤクルト山崎が「クソまじめ」といわれるワケ
三木ヘッドが言う。
「まだかしこまっているところはあるけど、こちらの質問に対して自分の考えが説明できるようになってきたと思います」
キャンプ2日目に行われた12分間走では、長距離でチーム随一といわれる投手の杉浦を抜き去り1位でゴール。名前を売った。
打撃に関しても、「青木2世」と高評価を得ている。元ヤクルト監督の若松臨時コーチは「入団時の青木(現マリナーズ)より上。青木にはできなかった内角球をさばける」と評価する。
性格はどうか。疲れもあってか、ランニング中にあくびが出てしまい、先輩から「コラッ!」と一喝される場面もあったが、福地コーチは「クソまじめだと思う」と言う。
「遊び心を持っていると思うけど、当初は『もっと、くだけた感じで来いよ』と冗談交じりで声をかけても、一瞬ニヤッとして、すぐに真剣な表情に戻る(笑い)。徐々にいい意味でリラックスした感じにしていきたい」
キャンプ序盤、野手の食事会では同じテーブルだった雄平、西浦、西田からプロテインの話を聞いたという。