逮捕のナバーロ容疑者どうなる? 出場停止3カ月の前例も
ロッテの主砲候補がいきなり不祥事だ。
新外国人のヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が21日、那覇空港で拳銃の実包をバッグに所持していたとして銃刀法違反の疑いで沖縄県警に逮捕されたのである。
ロッテ山室晋也球団社長(56)と林信平球団本部長(55)が22日、QVCマリンで会見を開き、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されたことについて謝罪。
同県警によれば、ナバーロ容疑者は21日午後7時10分ごろ、那覇空港国内線旅客ターミナル内の保安検査場で実包1発をショルダーバッグに隠し持っていた。保安職員が警察に通報して身柄を拘束された。
ナバーロは容疑を認めており「ドミニカの自宅にあった実包が、バッグに入っていたのが分からなかった」と供述しているという。
ドミニカ共和国出身のナバーロ容疑者は05年にレッドソックスに入団し、10年のブルージェイズ戦でメジャーデビュー。メジャー4球団でプレーし、通算79試合で打率2割6厘、2本塁打、20打点。13年オフにヤンキースとマイナー契約したが、翌14年1月4日に解雇され、同日に韓国プロ野球三星ライオンズに移籍した。昨季は48本塁打を放ち、外国人選手のシーズン最多本塁打記録を更新。今年1月に1年120万ドル(約1億4000万円)で入団した。昨オフ、他球団に移籍した今江(現楽天)、クルーズ(現巨人)の強打の2人の穴を埋める存在として期待され、オープン戦はここまで2試合で2戦連続本塁打を含む5打数4安打3打点。長打力をアピールしたばかりだった。