東京五輪マラソンでメダル狙うなら大学生育成急ぐべき

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 実際2月の東京マラソンでは、箱根駅伝を連覇した青学大の下田裕太が19歳で初マラソンを走り、2時間11分34秒で10位(日本選手2位)に入った。11位(同3位)には同じ青学大の一色恭志(21)が続き、関係者たちを驚かせた。

 フィジカルトレーナーの平山昌弘氏は、「体幹を鍛えるなどして、走るための体づくりを行えば、大学生でもフルマラソンを走ることはできる。固定観念にとらわれていても何も変わりません」という。

 昨年の世界選手権金メダルのギルメイ・ゲブレスラシエ(エリトリア)は19歳だった。日本のマラソンは、発想が柔軟で研究熱心な若い指導者と若い選手に期待するしかない。

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