五輪で神宮追われるヤクルト本拠に「東京ドーム」急浮上
そこで、浮上してくるのが1年間限定の東京ドームの“間借り”案だ。巨人が本拠地として使用する東京ドームは、03年までは日本ハムと本拠地を併用していた。
「東京五輪で野球が種目として復活すれば、東京ドームが使われる可能性もあるが、そうならなければヤクルトは東京をフランチャイズにするチーム。年間を通して本拠地として使用することを前提にすれば、東京ドームを使うのが現実的です。巨人戦、ヤクルト戦は東京ドームで戦い続けるわけだが、日本ハムとダブル本拠地でやっていた時より試合は組みやすい。問題は球場使用料でしょう。ドームは神宮よりもキャパは広いが、巨人が支払っている年間使用料は30億円ともいわれ、神宮よりも割高です。どこまで組織委が補填してくれるかにかかってくる」(広告関係者)
球場問題は4年後の話とはいえ、ヤクルトにとっては頭が痛かろう。