日ハム大谷また勝てず…悪い“投球テンポ”に野手ヘトヘト
試合後の大谷は「テンポが悪かった」と反省しきりだったが、打ってくれない打線については「打てる時もあれば、打てない時もある」と話した。打てないのが自分のテンポの悪さだと気付いているのかどうか……。
「試合のリズムは投手がつくるものです。過去にノーヒットノーランや完全試合を記録した投手は、決まって投球テンポが良かった。だからこそ、打線の援護もあって大記録を達成できた」(前出の山崎氏)
大谷は投球テンポの悪さを自覚している。できれば修正したいと思っているに決まっている。しかし、プレーボール直後からストライクを先行させ、狙ったコースに投げ切るだけの制球力がまだない。要は技術的に未熟なのだ。
このままでは160キロの直球も宝の持ち腐れ。オフに肉体改造を敢行した大谷だが、課題はまだありそうだ。