3度目リハビリ登板は2失点 ダル完全復活は“変化球”が目安

公開日: 更新日:

 右肘のトミー・ジョン(腱の修復)手術からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュ有(29)が3度目のリハビリマウンドに上がった。

 12日(日本時間13日)、傘下3Aラウンドロックの試合に登板。4回を1安打2失点(自責点1)、4三振、2四球。54球を投げ、予定の四回を投げ終えたところで降板した。

 この日のダルの立ち上がりは制球難で一回、1、2番を連続四球で歩かせる。1死二塁から4番打者を外野フライに打ち取ったはずの当たりを中堅手が落球し、先制された。その後の2イニングは持ち直したが、四回、先頭の3番打者にカウント2-2から、この日最速となる153キロの直球を捉えられ、右翼スタンドに運ばれるソロ本塁打を許した。

 ここまで3試合(計9回)は3安打、3失点、9三振、4四球。マイナーの打者相手とはいえまずまずの投球で、順調な回復ぶりを見せている。

 直球の最速は160キロ近くを記録。周囲の不安を払拭するかのように力強さをアピールしているが、復活間近と見るのは早計だ。この手術を受けた投手は変化球の割合と精度が復調の一つのバロメーターになるからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出