東京五輪で野球復活決定 早くも浮上する代表監督の名前
東京だけの「臨時採用」ともっぱらだ。国際オリンピック委員会(IOC)は、現地時間3日(日本時間4日未明)に行った総会で、20年東京五輪の追加種目を審議し、野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目が満場一致で承認された。
5競技を一括提案した背景には、08年北京大会を最後に正式種目から除外された人気競技の野球をどうしても復活させたいという思惑があったからだ。
あるアマ競技の関係者がこう言う。
「若者に人気のある競技を採用したいIOCにとって、野球は何の魅力もない。米国はメジャーリーグのトップ選手を出さず、世界的に普及している競技でもない。しかも、東京五輪の野球は、追加種目全体の選手人数に上限(500人)があるためたった6カ国しか出られない。だから参加国の半数はメダルが取れるわけだが、それもおかしな話です。IOCはその程度にしか野球のことを考えていないのでしょう」
別の競技関係者もこう語る。