初戦は危なげなし 女子バド奥原“メダルへの敵”は膝の古傷
右膝の状態は思わしくなく、練習や試合後にはアイシングなど入念なケアを欠かせない。身長156センチと小柄な奥原はコートを広く使う機動力を生かしたプレーが持ち味。自らも激しく動き回るため、当然、膝への負担は計り知れない。膝の状態次第では武器とする精力的な動きに支障が出る可能性もあるため、実力を発揮できないまま大会を終えることにもなりかねない。
今後は世界ランク上位陣との戦いが続く。奥原のメダル取りは膝の状態とスタミナ維持にかかっている。
山口茜(19)はガフンホルト(27=チェコ)に2―1で逆転勝ちした。