プロスカウトが厳しく評価 夏の甲子園で株上げたのは誰だ
外れ1位か2位候補の藤平と高橋は、契約金が6000万~7000万円か。
「左腕の山口裕次郎(180センチ、87キロ、左打、履正社)、堀瑞輝(177センチ、72キロ、左投左打、広島新庄)が3~4位候補。右腕の高田萌生(178センチ、75キロ、右打、創志学園)はメンタルに課題があり、4位以下なら指名がありそう。藤嶋健人(175センチ、78キロ、右投右打、東邦)は成長が見られないし、打者として地元の中日が5位前後で指名するかどうか。ナイジェリア人の父を持つアドゥワ誠(196センチ、86キロ、右投右打、松山聖陵)? スタミナはバツグンだし、話題性も含めて下位指名ならあるかもしれない」(前出のスカウト幹部)
3~4位なら契約金4000万円、5位以下だと3000万円以下になりそう。
野手は、捕手の九鬼隆平(181センチ、82キロ、右投右打、秀岳館)が目立つ程度だ。
「フットワークがイマイチだが、捕手の絶対数が少ないし、父親は池田高校が86年センバツで優勝した時の捕手で、パナソニックのスタッフとして有名。4位までには消えるかな。遊撃手の元山飛優(180センチ、73キロ、右投左打、佐久長聖)もセンスがあるので下位指名なら。清宮幸太郎(早実)ら2年生野手に逸材が揃っているから、野手は来年に期待だね」
とは、セ球団の九州担当スカウトだ。