県大会V6中 作新学院・小針監督に聞く「安定成績」の秘訣
17日の3回戦に登場する作新学院(栃木)は6年連続出場。夏の県予選では36連勝中と圧倒的な強さを見せている。チームを率いる小針崇宏監督(33=保健体育科教諭)は試合ごとにスタメンや打順を目まぐるしく変えたり、積極的な継投策を用いたりして結果を出している。激戦区の関東で安定した成績を残すコツはあるか、あるとすれば何か聞いてみた。
――継投、代打など積極的に動いたりするのは、一戦必勝の高校野球でなかなか難しいと思います。
「普段の練習からレギュラー、準レギュラーという多少のレベル分けはしています。ただ、チーム全体の練習を全員でやる中で、誰を使っても力を発揮してくれるくらいまでやってくれているので、私自身も試合で使いやすいですね。ベンチスタートのメンバーにも、リリーフ、代打、代走、守備固めとしていつでもいける準備だけはしてもらっています。背番号の1ケタ、2ケタはありますけど、普段の練習での姿勢は見ています。誰がやっても勝てる、1人ではなく、全員で野球をやることが理想です」
――控えの選手には代打や代走、守備要員といった形でそれぞれに役割を与えているのですか?