一時は首位ソフトバンクとの11.5ゲーム差をひっくり返した日本ハムが30日、お粗末な試合で楽天に大敗した。
投げては先発のバースが五回途中、計8失点KO。打っては楽天と並ぶ13安打を放ちながら、17残塁の拙攻でわずか2得点。大谷、中田、田中のクリーンアップ3人でたった1安打(中田の20号ソロ)では、勝てるはずもなかった。
この日は日刊スポーツが、1面で「栗山監督続投」と報じた。ソフトバンクを猛追した監督としての手腕、増井の先発転向や大谷の投打にわたる斬新な起用が評価されたというが、その大谷もこの日は5タコと精彩を欠いた。
指揮官の続投報道は追い風どころか、結果としてブレーキになった。