巨人クルーズ懲罰抹消の余波 “同タイプ”のバレ取り消滅も

公開日: 更新日:

 巨人が3日にルイス・クルーズ(32)を懲罰抹消した波紋が広がっている。クルーズは4日、ジャイアンツ球場での二軍練習に現れ、「チーム事情と言われたから従うだけ」と報道陣に対応。関係者によると、「退団も」との報道が出たため、「オレはクビになるのか?」と焦っていたというから、来年も巨人でやる気はあるようだ。

 春先に痛めた左足首の故障を理由に、度重なる怠慢プレーや不真面目な練習態度など素行不良ぶりが問題視されていた。我慢に我慢を重ねた首脳陣の堪忍袋の緒が切れたのが3日だったのだ。巨人OBの評論家・高橋善正氏がこう言う。

「球団にも責任がある。最近は性格を重視して外国人を獲得しているというが、クルーズはロッテ時代(8500万円)から年俸が3倍に跳ね上がって(2億4000万円)の2年契約。ロッテでは2割3分台から5分台。獲得時に球団の幹部が『適正価格』と言っていたそうだけど、とてもそうは思えない。チームが変わっただけで給料3倍の2年間保障。増長する方が自然だと思いますね」

 オフの補強にも影響が出そうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…