伊調馨“五輪V4”の偉業にケチつけた日本人金メダリスト
リオ五輪で日本人として前人未到の4連覇を達成した、女子レスリング58キロ級の伊調馨(32)。しかし、この偉業を「なんだ、あんなもん」と、せせら笑った者がいるというのだ。
それは過去の五輪で金メダルを獲得したことのある日本人選手AとB。いずれもレスリングではない。彼らは周囲の目もはばからず、こんな会話をしていたという。
A「同じ金メダルといってもねえ……」
B「俺らの方が価値は上でしょう」
A「競技人口が違うよ」
B「○○(Aの競技)と○○(Bの競技)は世界中でやってますからね」
A「そもそも、五輪で4連覇ってこと自体、おかしくない?」
B「競技人口が少ないから、強敵もなかなか出てこないだけですね」
A「少なくとも、うちで4連覇なんて無理」
B「こっちも絶対不可能ですよ。どんなに凄い選手がいても、4連覇なんてとてもとても……」
A「確かに女子レスリングの金メダルも金メダルだけど……うちらと同じものだとは思ってほしくないよね」
彼らと同じことを考えているアスリートは、決して少なくないそうだ。