上野由岐子が明かした 東京五輪への決意とベテランの弱音
3年後に「聖地」となる場所で決意を語った。
17日、6月に行われる「日米対抗ソフトボール2017」の記者会見が横浜スタジアムで開かれた。日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチ(53)、主将の山田恵里(33)、エース投手の上野由岐子(34)らが出席。上野は代表に初選出された17歳の高校生(勝股美咲)に、「年齢のことは言いたくないけど、彼女とは17歳離れている。今年17年目なので、ソフトボールを始めたときに(勝股が)生まれたんですよ」と言って苦笑いだった。
横浜スタジアムは東京五輪の試合会場に決まっていることもあり、上野は「東京五輪をイメージした戦いをしていきたい」と意気込みを語ったが、一方でこれまで東京五輪への出場意欲を明言してこなかった。2020年には38歳になるベテランに話を聞いた。
■「2年前はとても続けようという気持ちには……」
――会見では、東京五輪を目指していく気持ちを感じたが、明確に東京を目指すということなのか。
「そうですね。やっぱり、目標や目的があるのとないのとでは、ソフトボールに対する向き合い方も違ってくるので、東京五輪という目標を見据えてやっていきたいと思っています」