“左おっつけ”使えるのか 横綱稀勢の里「夏場所」への不安

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 ヒジを自身の脇に押し付け、相手の差し手を防ぐのが「おっつけ」。防御だけでなく、相手のヒジを外側から押して体勢を崩すなど、攻撃にも使える技だ。当然、左上半身にかかる負担は少なくない。

 まだ痛みや違和感が残る現状から、わずか数日で万全になるとは思えない。いくら左おっつけを解禁したからといって、15日間、それを使えるかどうかは話が別だ。

「もし、本場所が始まっても不安があるようならば、序盤は左おっつけを封印。大関、横綱戦でしか使わない可能性もある。もっとも、横綱ともなれば序盤に当たる相手も小結や平幕上位といった、そこそこ実力のある力士ばかり。得意技を使わなければ、足をすくわれかねない」(相撲記者)

 大関時代とは事情が異なれど、稀勢の里の不安はやはり、序盤の取りこぼしになりそうだ。

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